【注意喚起】SNS型ロマンス詐欺にご注意ください

~警察庁からの協力要請に基づき、「スピカ」で啓発を実施~

ベリシュア株式会社が運営する婚活・恋愛情報メディア「スピカ」では、警察庁からの協力要請を受け、近年増加している「SNS型ロマンス詐欺」への注意喚起を行いました。

SNS型ロマンス詐欺の注意喚起(スピカ)

この詐欺は、マッチングアプリやSNSを通じて出会った相手が、恋愛感情を利用し、投資や副業費用などの名目で金銭をだまし取るという手口です。警察庁によると、被害者は2023年からの約1年半で3,784人に上り、深刻な社会問題となっています。

「スピカ」では、昨年実施したアンケート調査でも、読者から実際にロマンス詐欺に遭ったという声が複数寄せられました。以下は、実際の体験談の一部です。

■ ユーザーの声

40代女性のケース

最初に会った時は、お金の話などは一切出ず、穏やかな雰囲気でした。しかし2度目に会った際、彼は深刻な表情で「借金があり、返済できず困っている」と打ち明けてきました。「できたら貸してほしい」と懇願され、断ると「死にたい」とまで言われました。心配になって数十万円を貸しましたが、その後も返済はほとんどなく、「また貸して」と繰り返されました。完全にお金目当てだと感じ、連絡を断ちました。口座番号を伝え、一部は返ってきましたが、最終的には音信不通になってしまいました。

20代男性のケース

マッチングアプリで知り合い、すぐにLINEでやり取りが始まりました。やさしく親身な言葉が続き、次第に恋愛感情が芽生えていく感覚がありました。すると急に、「仮想通貨で資産を築いた」と話し始め、「特別に教える」「AIの自動取引ツールで確実に稼げる」と何度も誘ってきました。不安に感じて詳しく調べてみると、同様の詐欺手口だと判明。会ったこともない相手からの過度な投資話に、途中で冷静さを取り戻すことができ、被害には至りませんでした。

ロマンス詐欺のイメージ

以下のような場面では、詐欺を疑いましょう

  • 実際に会ったことのない相手から投資や副業の話をされる
  • 知り合って間もないのにお金に関する相談がある
  • 「貸してほしい」「困っている」など同情を誘う発言がある

こうした場面に出会った際は、すぐに信じるのではなく、冷静に立ち止まり、警察庁の情報をご確認ください。

▼SNSロマンス詐欺に関する警察庁の情報はこちら
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/sns-romance/romance/

▼警察相談専用ダイヤル(全国共通)
#9110